一時帰国120日目(トマト農家19日目)
今日は午後出勤中に白石さんの電話がなって、なんと、火事発生!白石さんは町の消防隊に参加しているのです。こんなに小さな集落だけど、年に2.3回出動があるらしい。
なので今日はお仕事が17時半ごろ、早上がり。自宅に着いたらすぐ近くで消防車の止まる音が聞こえて、もしかして結構近く?
ここで働かせてもらってから、白石さんに、完璧主義者だね!とよく言われます。初めて言われました。
ここでの作業は、いろんな仕事があるんだけど、二つの形態があって。ここでだけじゃなくてなんでもそうかな。
一つは、誰がやっても求められているゴールは同じだけど、やり方次第で早くできたり綺麗にできたりするもの。いわゆる単純作業?10がゴールだとすれば、全員が10までの作業をしなきゃいけない。打ち込みとかもそうかな?これは私すごく得意で、自分がやるからには誰よりも速く美しくやりたい!と燃えるタイプです。
もう一つは、時間をかければかけるだけ、よりよい質になるもの。人によっては5がゴールかもしれないし、人によっては10がゴールかもしれない。塗り絵とか、そうかな。これも私はすごく好きで、時間をかけてじっくり満足いくまで取り組みたい!と思うタイプ。
ここで問題なのが、今やっているお仕事には、時間的余裕がないのです。
前者の仕事は、白石さんに、初めてでこんなできる人は初めてなのに、さらに俺と同じ速さで俺より綺麗にできててびっくり!と褒められるくらい調子が良かったのです。
しかし、最近やっているのは後者の作業。芽かぎ、誘引、摘果、雑草抜き、カビ取り、葉かぎ。これらの作業を常に意識しながら手入れをしてるんだけど、私はどれも100%やりたがりなのです。気づいてしまったからには、やらずにはいられないのです。でも、そんな時間はないのです。
そこで出てきたのがそう、完璧主義者のワード。
白石さんにだいたいでいいよと言われても、だいたいは90%くらいかなと思ってやっていたら、白石さんにとってのだいたいは40%くらいだったりします。逆に、もうちょっと手を抜いてやらないと、と40%くらいでやると、あれこれなんでやってないの?この作業も忘れずお願いね〜!と、言われます。
か、加減が分からない、、、!笑
時間的余裕がないので全部できない歯痒さを噛みしめながら、少しずつ折り合いをつけている毎日です。
でも確かに、掃除とかもやるからには徹底したい!とか、運動でもやるからには一番になりたい!(これはただの負けず嫌い?)とか、昔からあったかも。
今日も自分の新しい一面を見つけるのでした😛