nicaraguaniikitai’s blog

青年海外協力隊 2019年度2次隊 ニカラグア派遣

ニカラグア77日目

77日、ラッキーセブン🤞🤞

 

 

 

今日感じたこと。

 

①いつも友達を叩いたり、わざとじゃなくても相手を傷つけちゃったりして怒られると、逆ギレしてムスッとしちゃう子がいます。ただこれだけ聞くと問題ですが、普段は人一倍優しい子で、泣いてる子がいたら、自分が泣き喚いて手に入れた大事な物でさえすぐに差し出してあげるような、怪我をした子よりも悲しい顔をするような、4歳の男の子です。誰よりも明るくて、やんちゃで、ニッコニコな一番ちっちゃなムードメーカー!感情がとにかく豊か!そしてそもそも、ここでは謝るという習慣があまりないのか、先生たちが謝りなさい!って怒ってるのは見るけれど、子どもが実際に謝ってるのは見たことがないのです。

前置きが長いですが、そんな彼が今日踊ってる時に踊りながら走り回って1人の友達とゴッツンコ!どっちも号泣!私のところに2人して泣きついてきました。でも痛いけどなんでぶつかっちゃったの?って聞いたら走ったからって(自分で何が悪かったかわかってる)!その後も痛そうにしてたので2人とも安静にと座らせていたんだけど、私は今日は何も言っていないのに、2人がごめんねって謝りあって、仲直りのハグまでしていたのです!!!感動してちょっと泣きそうだった。🥺🥺

 

②他の先生たちの前では良い子だし、優等生、ダンスも歌も誰よりもうまいし目立つタイプな女の子がいますが、彼女は先生たちの見ていないところで周りの子をいじめたり、私のことをなめてかかってるのがすごくわかりました。先生たちも彼女が裏表ある子なのは知っているけど、私だけがクラスを少しの間見ていた時に戻ってきた時私に対しての対応が悪すぎて、びっくりしていました。そんな彼女が、今では私の1番の友達ポジションを気取っています😁。私が困ってると優等生気質を発揮し助けてくれるし、お昼寝のときは私がいないと眠れません。ただ、今日は禁止されていることをして(高いところで登っちゃいけないのに1度目の注意を聞かないだけでなく2度も登って遊んだ)。さすがに怒りました。高いから、落ちたら危ないから登っちゃダメって言われてたでしょ!。普段注意するときは目を見てくれるのに、今日は一度も目を合わさないし、反抗心がオラオラ!そのギャーギャー声に別の先生が気づいて、さらに大説教をかまされていました。ただ、今までになかったのが、その後その子も私に誤りに来たのです。一生懸命私の機嫌を伺うような行動をし、次に話した時はしっかりと目が合いました。まだまだワガママは炸裂するけれども、私の言葉がきちんと彼女の心まで届いるかなと感じれた瞬間。

 

③こっちの子たちは、あまり褒められることがありません。例えば良いことをしてても何も言わないけど、しないことは怒られる、といった感じです。

たまに私1人で担当した時に、騒いでるとめちゃくちゃ後で怒られ、静かにしてても何もない、のが当たり前なんだけれども、例えば今日はみんなすごく良い子にしてたよ!とか、さっき誰々がごめんなさいが言えたよ!とか、この子が転んだ時にあの子が手を差し伸べてあげてたよ!とか、良かったことをとにかく先生たちに報告するようにしていました。

そしたら、今日も報告をしたときに、そんなことがあったのね!えらいじゃない!って本人をもう一度先生が褒めてあげてて。先生たちもなんだか子どもたちを褒めることが増えた気がして私まで嬉しい!

 

④フエゴイアプレンドのいじめに関して。毎日このことについての話し合いを子どもたちみんなとマシエルで話してるんだけど、全く進展せず、今日も公園で最後に遊んだときに、彼だけ仲間外れにされる、という状況がありました。

前回も同じ状況になったとき、彼は私に僕もみんなと同じ遊び(鬼ごっこのような遊び)がしたいと言ってきたので、彼を連れてみんなのところに行き、彼もやりたいって!入れてあげて?と言ったら嫌だ彼とは一緒に遊ばない、と。私は普段良い子な女の子がまさかのガキ大将(いじめっ子)タイプでnoというなんて思っていなくて驚いてしまって。思わずマシエルを見たら、彼女がそういうなら無理よ、と。え?無理で終わらせるの?と思いながらアナタはあっちに行っててとマシエルに別の仕事を頼まれ(話を逸らされ担当を変えられた)、みんなの様子が気になりつつも途中で覗きに行ったら、いきなりアナタもやりたい?じゃあやろう!って同じ子が誘ってて。その状況も分からないしでもマシエルがみんなで最終的に遊んだから問題ないわねって言ってたのがなんの解決にもなっていなくてモヤモヤしまくりで。

今回は私は仲間外れにされた瞬間を見ていなくて、彼が僕も一緒に遊びたいのにと恥に座っているところに合流しました。そしたら、マシエルがアナタは彼とサッカーをして楽しそうに遊んで。楽しそうに。と言い残して彼女たちとどこかへ行ってしまいました。彼は楽しそうにサッカーをしてくれつつも、チラチラとみんなのことを見ては混ざりたそうにしていて。教室に戻るときにマシエルに、今回のようにこれからは毎日彼とサッカーをしてあげてね、と言われました。でも彼はサッカーじゃなくて彼女たちと遊びたがっているよ?と訴えてみたけど、でも私にはこれ以上どうすることもできないわ。と会話終了。

仲裁に入ろうにもスペイン語ができなさすぎて、役立たずな自分が悔しい。本当にモヤモヤもやもやモヤモヤもやもやしてる。でも、私はこの状況を客観的に見てるだけは無理だ。

 

 

 

 

考えさせられることが、良いことも、難しいことも、たくさんあった1日でした。放課後はビゴロンのプレゼントが。

f:id:canadaniikitai:20200218093141j:image